その金、どうしたいのよ、俺?

普通のサラリーマン生活。22歳から35歳まで日本であくせく働いて、結婚して何千万円ものローンを組んでマンション買って。子供1人生まれて。誰がどう見ても普通のサラリーマン。

転機は35歳、突然の南アフリカ駐在。家族が英語圏ということでついて来てくれて、大きな一軒家に住んで、車を2台持って。5年ちょっと駐在した結果、何か、憑き物が剥がれた。多分、欲が剥がれた。

22歳でシボレーの四駆買って、27歳でタワーマンション買って。上昇志向だったのか、背伸びして生きてた気がする。それが、南アの大らかさに染まったか、熱い欲が無くなった。会社は海外駐在員の帰国時、社宅を準備してくれる。そこに入居。もう、あのあくせくした都心の街に住まなくてもいいかな、と思い持家売却を進めて来たところ、2ヶ月強で買い手がつき、売却口頭合意。そこそこもキャピタルゲインも出て、来週には売買契約を締結する手筈。

車。近所のニコニコレンタカーという超絶借手目線の優良店がマーチを12時間2525円、24時間3800円で貸してくれる。「わ」ナンバーってねー、と言う人もいるけど、それどれだけ大事なんだろう。15年ほど前、外車持ってた時、ナンバープレート、そこまで気にしてなかったはず。他にもCARECOとかタイムズなんかのカーシェアリングや、トヨタさんがKINTOというサービスもできた。

しかし、5年の間に、日本はなんでもシェアしたり定額サービスだったりにシフトしてきてる気がする。ラーメンやスーツも定額サービスがあるんだってね。これはこれで面白そうと思うけど。結局、利用する側から見ると、定額サービスって負けてる気がする。でもそうでもしない限りメーカーやサービスの出し手は新たな需要を掘り起こすことが今の日本では厳しいんだろうな。

来週手付金でまず350万円ほど入り、1ヶ月後くらいの正式契約後そこそこの単位の現金が入る。凄いことだ。40歳が手にする額としては、ちょっと異常。特にこれまで資産運用もしてこなかったので、このお金の扱いをどうするか、今から楽しみだし不安。

どうやらヘッジファンド、プライベートバンクという機関が、私の総資産額にご満足いただけたら、私に変わって資産運用してくれるらしい。最近良く聞くIFAが、金融商品販売を無理強いせず、顧客の立場に立った最適な資産運用の提案をしてくれるらしい。ロボアドバイザーが、感情を抜きにした合理的な投資判断を行ってくれるらしい。

保険や海外旅行同様、大手に頼るつもりは毛頭なく、個人でできるところまではやりたい。でも、結局自分は金融の素人。私が10数年担当している商品を愛しているごとく、その道のプロは自分の仕事を愛しているはずで、その人を探すのが最初の自分のやるべきことのはず。

面白そうだ。人とじっくりお話をして、その人の良い所を探しながら、信頼できる人かどうか見極めるということだな。それは、結構得意。こちらも商社人として、17年ほど、人と人を仲介して生きて来た。

それと同時に、「その金、どうしたいのよ、俺?」の答えも探さなきゃ。南アで通ってたMonte Casinoでも、Gold Reef City Casinoでも、やっぱり目標が無いと、買いたいものがないと、ダラダラ賭けて、最後負けてた。目標を決めて、目標額や目標利回りもきめていこう。で、もう一回。自分の資産を運用して、俺何がしたいのよ?

色々面白そうな2019年度が始まりそうだ。これだから日本の生活は、意外と面白い。モルディブで、ゴルフして海潜りながら年度末に考える。